令和3年1月5日 第70回日刊スポーツ賞中山金杯(G3) [中央競馬2021]
第70回 日刊スポーツ賞 中山金杯(G3)4歳以上オープン(国際)(特指)ハンデ 芝・右2000m
<出走馬>
1枠 ①ロードクエスト(牡8、56.0㎏)
②テリトーリアル(牡7、56.5㎏)
2枠③ココロノトウダイ(牡4、53.0㎏)
④マイネルサーパス(牡5、56.5㎏)
3枠 ⑤ショウナンバルディ(牡5、54.0㎏)
⑥カデナ(牡7、58.0㎏)
4枠 ⑦地マウントゴールド(牡8、56.0㎏)
⑧リュヌルージュ(牝6、52.0㎏)
5枠⑨ヒシイグアス(牡5、54.0㎏)
⑩アールスター(牡6、56.0㎏)
6枠⑪ディープボンド(牡4、56.0㎏)
⑫ロザムール(牝5、52.0㎏)
7枠⑬シークレットラン(牡5、54.0㎏)
⑭ヴァンケドミンゴ(牡5、56.0㎏)
8枠⑮外ダーリントンホール(牡4、55.0㎏)
⑯ウインイクシード(牡7、56.0㎏)
⑰バイオスパーク(牡6、57.0㎏)
ハンデ重賞に相応しく、2020年は1着と2着がアタマ差、2019年は勝ち馬から0秒3以内に11頭、2018年も0秒3以内に8頭が入線する大接戦になった。
馬券の中心は単勝オッズ一桁台の馬から
多頭数になることが多く、ハンデ戦でもあるため金杯には「荒れる」というイメージがある(今年の出走予定馬は17頭)。しかし、過去10年の中山金杯の勝ち馬は全て単勝オッズ10倍未満で、50.0倍以上の馬は一度も馬券に絡んでおらず、大荒れ決着は少ないが、ガチガチの決着にもなりにくく、1番人気馬と2番人気馬で決着したのは2018年の一度だけだ。傾向的には、単勝オッズ10倍未満の馬から馬券の軸を選んで手広く流す戦略がよさそうだ。
〔表1〕 単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
1.0倍~4.9倍 6-2-3-7 33.3% 44.4% 61.1%
5.0倍~9.9倍 4-3-2-20 13.8% 24.1% 31.0%
10.0倍~19.9倍 0-4-3-15 0% 18.2% 31.8%
20.0倍~49.9倍 0-1-2-33 0% 2.8% 8.3%
50.0倍以上 0-0-0-52 0% 0% 0%
(該当馬)1枠②テリトーリアル、5枠⑨ヒシイグアス、6枠⑪ディープボンド
外枠はかなり不振
中山・芝2000メートルは小回りでコーナーを4度回るコースだが、枠番別の成績をみると、内寄りの枠の好走率が高く、過去10年に7枠・8枠で馬券に絡んだ馬は2019年2着のステイフーリッシュ(8枠15番)しかいない。人気薄の激走馬は内枠に多く、2020年11番人気3着のテリトーリアル、2019年9番人気3着のタニノフランケルはどちらも1枠1番、2017年6番人気2着のクラリティスカイは2枠2番だった。
〔表2〕 枠番別成績(過去10年)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠・2枠 3-5-3-25 8.3% 22.2% 30.6%
3枠・4枠 5-1-3-30 12.8% 15.4% 23.1%
5枠・6枠 2-3-4-30 5.1% 12.8% 23.1%
7枠・8枠 0-1-0-42 0% 2.3% 2.3%
(該当馬)1枠 ①ロードクエスト、1枠②テリトーリアル、2枠③ココロノトウダイ、 2枠④マイネルサーパス、3枠 ⑤ショウナンバルディ、3枠⑥カデナ、4枠 ⑦地マウントゴールド、4枠⑧リュヌルージュ、5枠⑨ヒシイグアス、5枠⑩アールスター、6枠⑪ディープボンド、6枠⑫ロザムール
前走2000メートルで連に絡んでいた馬がここも好走
前走の距離別成績をみると、前走でも2000メートルを走っていた馬の3着以内が多く好走率が高い。その中でも1、2着に入っていた馬の3着内率は50%を超える。その他では前走1600メートル組で馬券に絡んだ3頭は、全て前走がマイルチャンピオンシップ。前走で2000メートルを超える距離に出走していた馬は16頭いたが、3着以内に入ったのは2018年1着のセダブリランテス(前走アルゼンチン共和国杯)だけであった。
〔表3〕 前走の距離別成績(過去10年)
前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
1600m 1-2-0-9 8.3% 25.0% 25.0%
1800m 1-4-2-44 2.0% 9.8% 13.7%
2000m 7-4-8-59 9.0% 14.1% 24.4%
2100m 0-0-0-1 0% 0% 0%
2200m 0-0-0-2 0% 0% 0%
2400m 0-0-0-1 0% 0% 0%
2500m 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
2600m以上 0-0-0-10 0% 0% 0%
(該当馬)1枠 ①ロードクエスト、1枠②テリトーリアル、2枠③ココロノトウダイ、 2枠④マイネルサーパス、3枠 ⑤ショウナンバルディ、3枠⑥カデナ、5枠⑨ヒシイグアス、7枠⑭ヴァンケドミンゴ、8枠⑰バイオスパーク
〔表4〕 前走が2000メートルだった馬の前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1、2着 5-1-4-9 26.3% 31.6% 52.6%
3着以下 2-3-4-50 3.4% 8.5% 15.3%
(該当馬)2枠③ココロノトウダイ、 5枠⑨ヒシイグアス、7枠⑭ヴァンケドミンゴ、8枠⑰バイオスパーク
ウインファイブ対象レース 勝ち馬を探せ!
前走から斤量が増えた馬を狙え
過去10年の斤量の増減別成績を調べると、延べ157頭が出走して、前走から斤量が増えた馬が30頭、減った馬が64頭、前走と同じだった馬が63頭いた。頭数は前走から斤量が増加した馬が最も少ないのだが、優勝馬10頭中9頭がこれに該当し、2013年から8連勝中である。前走から斤量が増加した馬を狙いたい。
(参考:情報提供者 姫園 淀仁氏)
〔表5〕 斤量の増減別成績(過去10年)
斤量 成績 勝率 連対率 3着内率
前走から増 9-4-5-12 30.0% 43.3% 60.0%
前走から減 1-2-2-59 1.6% 4.7% 7.8%
増減なし 0-4-3-56 0% 6.3% 11.1%
(該当馬)7枠⑭ヴァンケドミンゴ、8枠⑰バイオスパーク
予想
軸⇒5枠⑨ヒシイグアス
相手⇒2枠③ココロノトウダイ、 2枠④マイネルサーパス、7枠⑭ヴァンケドミンゴ、8枠⑮外ダーリントンホール、 8枠⑯ウインイクシード、8枠⑰バイオスパーク
<出走馬>
1枠 ①ロードクエスト(牡8、56.0㎏)
②テリトーリアル(牡7、56.5㎏)
2枠③ココロノトウダイ(牡4、53.0㎏)
④マイネルサーパス(牡5、56.5㎏)
3枠 ⑤ショウナンバルディ(牡5、54.0㎏)
⑥カデナ(牡7、58.0㎏)
4枠 ⑦地マウントゴールド(牡8、56.0㎏)
⑧リュヌルージュ(牝6、52.0㎏)
5枠⑨ヒシイグアス(牡5、54.0㎏)
⑩アールスター(牡6、56.0㎏)
6枠⑪ディープボンド(牡4、56.0㎏)
⑫ロザムール(牝5、52.0㎏)
7枠⑬シークレットラン(牡5、54.0㎏)
⑭ヴァンケドミンゴ(牡5、56.0㎏)
8枠⑮外ダーリントンホール(牡4、55.0㎏)
⑯ウインイクシード(牡7、56.0㎏)
⑰バイオスパーク(牡6、57.0㎏)
ハンデ重賞に相応しく、2020年は1着と2着がアタマ差、2019年は勝ち馬から0秒3以内に11頭、2018年も0秒3以内に8頭が入線する大接戦になった。
馬券の中心は単勝オッズ一桁台の馬から
多頭数になることが多く、ハンデ戦でもあるため金杯には「荒れる」というイメージがある(今年の出走予定馬は17頭)。しかし、過去10年の中山金杯の勝ち馬は全て単勝オッズ10倍未満で、50.0倍以上の馬は一度も馬券に絡んでおらず、大荒れ決着は少ないが、ガチガチの決着にもなりにくく、1番人気馬と2番人気馬で決着したのは2018年の一度だけだ。傾向的には、単勝オッズ10倍未満の馬から馬券の軸を選んで手広く流す戦略がよさそうだ。
〔表1〕 単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
1.0倍~4.9倍 6-2-3-7 33.3% 44.4% 61.1%
5.0倍~9.9倍 4-3-2-20 13.8% 24.1% 31.0%
10.0倍~19.9倍 0-4-3-15 0% 18.2% 31.8%
20.0倍~49.9倍 0-1-2-33 0% 2.8% 8.3%
50.0倍以上 0-0-0-52 0% 0% 0%
(該当馬)1枠②テリトーリアル、5枠⑨ヒシイグアス、6枠⑪ディープボンド
外枠はかなり不振
中山・芝2000メートルは小回りでコーナーを4度回るコースだが、枠番別の成績をみると、内寄りの枠の好走率が高く、過去10年に7枠・8枠で馬券に絡んだ馬は2019年2着のステイフーリッシュ(8枠15番)しかいない。人気薄の激走馬は内枠に多く、2020年11番人気3着のテリトーリアル、2019年9番人気3着のタニノフランケルはどちらも1枠1番、2017年6番人気2着のクラリティスカイは2枠2番だった。
〔表2〕 枠番別成績(過去10年)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠・2枠 3-5-3-25 8.3% 22.2% 30.6%
3枠・4枠 5-1-3-30 12.8% 15.4% 23.1%
5枠・6枠 2-3-4-30 5.1% 12.8% 23.1%
7枠・8枠 0-1-0-42 0% 2.3% 2.3%
(該当馬)1枠 ①ロードクエスト、1枠②テリトーリアル、2枠③ココロノトウダイ、 2枠④マイネルサーパス、3枠 ⑤ショウナンバルディ、3枠⑥カデナ、4枠 ⑦地マウントゴールド、4枠⑧リュヌルージュ、5枠⑨ヒシイグアス、5枠⑩アールスター、6枠⑪ディープボンド、6枠⑫ロザムール
前走2000メートルで連に絡んでいた馬がここも好走
前走の距離別成績をみると、前走でも2000メートルを走っていた馬の3着以内が多く好走率が高い。その中でも1、2着に入っていた馬の3着内率は50%を超える。その他では前走1600メートル組で馬券に絡んだ3頭は、全て前走がマイルチャンピオンシップ。前走で2000メートルを超える距離に出走していた馬は16頭いたが、3着以内に入ったのは2018年1着のセダブリランテス(前走アルゼンチン共和国杯)だけであった。
〔表3〕 前走の距離別成績(過去10年)
前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
1600m 1-2-0-9 8.3% 25.0% 25.0%
1800m 1-4-2-44 2.0% 9.8% 13.7%
2000m 7-4-8-59 9.0% 14.1% 24.4%
2100m 0-0-0-1 0% 0% 0%
2200m 0-0-0-2 0% 0% 0%
2400m 0-0-0-1 0% 0% 0%
2500m 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
2600m以上 0-0-0-10 0% 0% 0%
(該当馬)1枠 ①ロードクエスト、1枠②テリトーリアル、2枠③ココロノトウダイ、 2枠④マイネルサーパス、3枠 ⑤ショウナンバルディ、3枠⑥カデナ、5枠⑨ヒシイグアス、7枠⑭ヴァンケドミンゴ、8枠⑰バイオスパーク
〔表4〕 前走が2000メートルだった馬の前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1、2着 5-1-4-9 26.3% 31.6% 52.6%
3着以下 2-3-4-50 3.4% 8.5% 15.3%
(該当馬)2枠③ココロノトウダイ、 5枠⑨ヒシイグアス、7枠⑭ヴァンケドミンゴ、8枠⑰バイオスパーク
ウインファイブ対象レース 勝ち馬を探せ!
前走から斤量が増えた馬を狙え
過去10年の斤量の増減別成績を調べると、延べ157頭が出走して、前走から斤量が増えた馬が30頭、減った馬が64頭、前走と同じだった馬が63頭いた。頭数は前走から斤量が増加した馬が最も少ないのだが、優勝馬10頭中9頭がこれに該当し、2013年から8連勝中である。前走から斤量が増加した馬を狙いたい。
(参考:情報提供者 姫園 淀仁氏)
〔表5〕 斤量の増減別成績(過去10年)
斤量 成績 勝率 連対率 3着内率
前走から増 9-4-5-12 30.0% 43.3% 60.0%
前走から減 1-2-2-59 1.6% 4.7% 7.8%
増減なし 0-4-3-56 0% 6.3% 11.1%
(該当馬)7枠⑭ヴァンケドミンゴ、8枠⑰バイオスパーク
予想
軸⇒5枠⑨ヒシイグアス
相手⇒2枠③ココロノトウダイ、 2枠④マイネルサーパス、7枠⑭ヴァンケドミンゴ、8枠⑮外ダーリントンホール、 8枠⑯ウインイクシード、8枠⑰バイオスパーク