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令和3年7月17日 第53回函館2歳ステークス(G3) [中央競馬2021]

1枠 1番グランデ     牡2、54.0㎏、坂井瑠星J、吉田直弘T(栗東)、(株)グランデオーナーズOW
2枠 2番フェズカズマ   牡2、54.0kg、横山和生J、安田隆行T(栗東)、合同会社雅苑興業OW
3枠 3番イチローイチロー 牡2、54.0㎏、池添謙一J、北出成人T(栗東)、泉 一郎OW
4枠 4番ポメランチェ   牝2、54.0㎏、藤岡佑介J、牧田和弥T(栗東)、(有)社台レースホースOW
5枠 5番カワキタレブリー 牡2、54.0㎏、加藤祥太J、杉山佳明T(栗東)、川島和範OW
6枠 6番カイカノキセキ  牝2、54.0㎏、鮫島克駿J、池添 学T(栗東)、(有)キャロットファームOW
6枠 7番地ラブミードール 牝2、54.0㎏、古川吉洋J、角川秀樹T、小林祥晃OW
7枠 8番トーセンヴァンノ 牡2、54.0㎏、武  豊J、小桧山悟T(美浦)、島川隆哉OW
7枠 9番メリトクラシー  牝2、54.0㎏、CルメールJ、武幸四郎T(栗東)、(株)G1レーシングOW
8枠10番リトス      牝2、54.0㎏、亀田温心J、高橋 裕T(美浦)、ディアレストクラブ(株)OW
8枠11番ナムラリコリス  牝2、54.0㎏、泉谷楓真J、大橋勇樹T(栗東)、奈村睦弘OW


人気別成績
2011年から2019年は単勝4番人気以内の馬が優勝していたが、昨年はリンゴアメが10番人気で勝利を収めた。また、2014年以降は毎年のように2桁人気馬が3着以内に入っている。
(予想オッズから)
(1~4人気)2枠2番フェズカズマ、4枠4番ポメランチェ、6枠6番カイカノキセキ、7枠9番メリトクラシー
(5~8人気)3枠3番イチローイチロー、7枠8番トーセンヴァンノ、8枠10番リトス、8枠11番ナムラリコリス
(9~11人気)1枠1番グランデ、5枠5番カワキタレブリー、6枠7番地ラブミードール


前走のレース別の成績
過去10年の前走別成績をみると、3着以内馬30頭中23頭は前走で新馬戦を勝っていた。該当馬は好走率でも未勝利戦を勝ち上がってきた馬を上回っている。
2枠2番フェズカズマ、3枠3番イチローイチロー、4枠4番ポメラ、5枠5番カワキタレブリー、6枠6番カイカノキセキ、7枠9番メリトクラシー
ただし、ここ4年に限ると前走が未勝利戦だった馬は〔2・0・1・9〕(勝率・連対率16.7%、3着内率25.0%)で、好走率だけを見れば新馬戦〔2・4・3・33〕(勝率4.8%、連対率14.3%、3着内率21.4%)だった馬を上回っている。
7枠8番トーセンヴァンノ、8枠10番リトス、8枠11番ナムラリコリス
近年の傾向を重視するのであれば、未勝利戦を勝ち上がってきた馬だからといって評価を下げる必要はなさそうだ。なお、過去には地方競馬所属馬の優勝もある一戦だが、近年は全く好走できていない。
〇前走別成績
前走    成 績    勝率 連対率 3着内率
新馬    8-7-8-75  8.2% 15.3% 23.5%
未勝利   2-3-1-28  5.9% 14.7% 17.6%
オープン特別 0-0-1-2    0%  0% 33.3%
地方競馬  0-0-0-19   0%  0%  0%


前走の距離
過去10年の前走の距離別成績を見ていくと、3着以内馬30頭中24頭は前走も芝1200メートルだった。距離を経験していることは少なからず強みとなりそうだ。また、芝1400メートル以上のレースから臨んだ馬は、出走数こそ少ないものの3着内率が42.9%と高くなっている。距離を短縮してきた馬にも注目しておきたい。一方、前走でダート戦に出走していた馬は2着が1回あるだけ。該当馬は割り引きが必要だ。
〇前走の距離別成績
前走の距離  成績  勝率 連対率 3着内率
芝1000m  2-0-0-13 13.3% 13.3% 13.3%
6枠6番カイカノキセキ
芝1200m  8-7-9-73 8.2% 15.5% 24.7%
3枠3番イチローイチロー、4枠4番ポメラ、5枠5番カワキタレブリー、7枠8番トーセンヴァンノ、7枠9番メリトクラシー、8枠10番リトス、8枠11番ナムラリコリス
芝1400m以上 0-2-1-4  0% 28.6% 42.9%
1枠1番グランデ
ダート戦  0-1-0-34  0%  2.9% 2.9%
2枠2番フェズカズマ、6枠7番ラブミードール


レース頭数成績
過去10年の函館2歳Sは全て13頭以上で、そのうち6回がフルゲートの16頭だった。それを踏まえ、10頭以上で行われたJRAのレースに出走した経験の有無別成績をみると、経験なしの馬は1勝にとどまり、好走率でも経験のあった馬を下回っている。多頭数のレースを経験しているかどうかも重要なようだ。
〇出走頭数10頭以上のJRAのレースに出走した経験の有無別成績
経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 9-4-7-69 10.1% 14.6% 22.5%
なし 1-6-3-55 1.5% 10.8% 15.4%
(注目馬)
2枠2番フェズカズマ、3枠3番イチローイチロー、4枠4番ポメラ、5枠5番カワキタレブリー、6枠6番カイカノキセキ、6枠7番ラブミードール、8枠10番リトス、8枠11番ナムラリコリス

(参照:JRA HP)


<予想>
◎4枠4番ポメランチェ
〇3枠3番イチローイチロー
▲5枠5番カワキタレブリー
△2枠2番フェズカズマ
△6枠6番カイカノキセキ
△7枠9番メリトクラシー

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令和3年3月28日 第51回高松宮記念(G1) [中央競馬2021]

波乱の決着が目立ってきた上半期の古馬最強スプリンター決定戦
2019年が3連単449万7470円、2020年が3連単21万7720円と、ここ2年はいずれも高額配当決着になった。過去10年の高松宮記念において単勝1番人気の馬のうち、連対したのは2013年1着のロードカナロアと2016年1着のビッグアーサーのみ。前評判の高い馬のほか、大仕事をしそうな伏兵馬にも注目したい。

<出走表>
1枠 1番 アウィルアウェイ  牝5、55.0kg、吉田隼人騎手、高野友和厩舎(栗東)
1枠 2番 レッドアンシェル  牡7、57.0kg、池添健一騎手、庄野靖志厩舎(栗東)
2枠 3番 ライトオンキュー  牡6、57.0kg、横山典弘騎手、昆  貢厩舎(栗東)
2枠 4番外モズスーパーフレア 牝6、55.0kg、松若風馬騎手、音無秀孝厩舎(栗東)
3枠 5番 ダイメイフジ    牡7、57.0kg、菱田裕二騎手、森田直行厩舎(栗東)
3枠 6番 ダノンファンタジー 牝5、55.0kg、藤岡佑介騎手、中内田充正厩舎(栗東)
4枠 7番 アストラエンブレム 騙8、57.0kg、杉原誠人騎手、小島茂之厩舎(美浦)
4枠 8番 エイティーンガール 牝5、55.0kg、酒井 学騎手、飯田祐史厩舎(栗東)
5枠 9番 インディチャンプ  牡6、57.0kg、福永祐一騎手、音無秀孝厩舎(栗東)
5枠10番 ラウダシオン    牡4、57.0kg、Mデムロ騎手、斉藤崇史厩舎(栗東)
6枠11番 カツジ       牡6、57.0kg、中井裕二騎手、池添兼雄厩舎(栗東)
6枠12番 セイウンコウセイ  牡8、57.0kg、幸 英明騎手、上原博之厩舎(美浦)
7枠13番 トゥラヴェスーラ  牡6、57.0kg、鮫島克駿騎手、高橋康之厩舎(栗東)
7枠14番 ダノンスマッシュ  牡6、57.0kg、川田将雅騎手、安田隆行厩舎(栗東)
7枠15番 マルターズディオサ 牝4、55.0kg、田辺裕信騎手、手塚貴久厩舎(美浦)
8枠16番 レステンシア    牝4、55.0kg、浜中 俊騎手、松下武士厩舎(栗東)
8枠17番 サウンドキアラ   牝6、55.0kg、松山弘平騎手、安達昭夫厩舎(栗東)
8枠18番 ミッキーブリランテ 牡5、57.0kg、和田竜二騎手、矢作芳人厩舎(栗東)


過去の戦績に注目
過去10年の3着以内馬延べ30頭中28頭は、前年以降に4大場(東京・中山・京都・阪神)で行われた芝の重賞において2着以内に入った経験のある馬だった一方で、この経験がなかった馬は3着内率2.7%と苦戦している。ちなみに、2015年1着のエアロヴェロシティは香港からの遠征馬で、JRAのレースに出走した経験がなかったが、2014年の香港スプリント(G1)を優勝した実績があった。2019年以前のレース、ローカル場(札幌・函館・福島・新潟・中京・小倉)のレース、ダートのレース、オープン特別や条件クラスのレースでしか連対していない馬は、評価を下げるべきだろう。
〇前年以降に4大場で行われた芝の重賞で2着以内に入った経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無   着度数    勝率    連対率     3着内率
 あ り   9-10- 9-76  8.7%  18.3%   26.9%
1枠1番アウィルアウェイ、3枠5番ダイメイフジ、3枠6番ダノンファンタジー、4枠7番アストラエンブレム、4枠8番エイティーンガール、5枠9番インディチャンプ、5枠10番ラウダシオン、6枠11番カツジ、7枠13番トゥラヴェスーラ、7枠14番ダノンスマッシュ、7枠15番マルターズディオサ、8枠16番レステンシア、8枠17番サウンドキアラ、8枠18番ミッキーブリランテ
 な し   1- 0- 1-71  1.4%   1.4%    2.7%

前走の着順別成績
過去10年の3着以内馬延べ30頭中26頭は、前走の着順が5着以内だった。(6着以下だった馬は3着内率5.4%と苦戦)。前走好走馬が強いレースといえそうだ。
〇前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 着度数 勝率 連対率 3着内率
5着以内 9-9-8-77 8.7% 17.5% 25.2%
6着以下 1-1-2-70 1.4% 2.7% 5.4%
2枠3番ライトオンキュー、3枠6番ダノンファンタジー、5枠9番インディチャンプ、5枠10番ラウダシオン、6枠12番セイウンコウセイ、7枠14番ダノンスマッシュ、7枠15番マルターズディオサ、8枠16番レステンシア、8枠17番サウンドキアラ、8枠18番ミッキーブリランテ

さらに、前走の着順が6着以下で、今回と同じ競馬場(2011年は阪神、2012年以降は中京)の重賞を優勝した経験のない馬は3着内率1.6%とより苦戦している。
〇前走の着順が6着以下だった馬の今回と同じ競馬場の重賞で優勝経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無 着度数   勝率  連対率 3着内率
 あ り  1-1-1-7   10.0% 20.0% 30.0%
1枠2番レッドアンシェル、2枠 4番外モズスーパーフレア、7枠13番トゥラヴェスーラ
 な し  0-0-1-63    0%  0%  1.6%

前走の単勝人気別成績
前走が国内のレースだった馬の前走の単勝人気別成績を見ると、1番人気だった馬が3着内率38.7%と優秀な成績を収めている一方で、5番人気以下だった馬は3着内率5.7%と苦戦している。
〇前走が国内のレースだった馬の前走の単勝人気別成績(過去10年)
前走の単勝人気  着度数  勝率  連対率 3着内率
1番人気    4-5-3-19  12.9%  29.0%  38.7%
8枠16番レステンシア
2番人気~4番人気 5-2-4-40   9.8%  13.7%  21.6%
1枠1番アウィルアウェイ、1枠2番レッドアンシェル、2枠3番ライトオンキュー、3枠6番ダノンファンタジー、5枠9番インディチャンプ、5枠10番ラウダシオン、7枠14番ダノンスマッシュ(前走香港スプリント、前々走3番人気)
5番人気以下  0-3-2-83    0%   3.4%   5.7%
2枠 4番外モズスーパーフレア、3枠5番ダイメイフジ、4枠7番アストラエンブレム、4枠8番エイティーンガール、6枠11番カツジ、6枠12番セイウンコウセイ、7枠13番トゥラヴェスーラ、7枠15番マルターズディオサ、8枠17番サウンドキアラ、8枠18番ミッキーブリランテ
  計     9-10-9-142   5.3%  11.2%  16.5%

本レースの馬齢別成績
過去10年の3着以内馬延べ30頭中27頭は、年齢が6歳以下だった一方で、7歳以上だった馬は3着内率5.7%と苦戦している。なお、中京競馬場で行われた2012年以降の過去9年に限ると〔1・0・0・45〕(3着内率2.2%)、2016年以降の過去5年に限ると〔0・0・0・28〕(3着内率0%)である。7歳以上の馬は割り引きが必要だ。
〇年齢別成績(過去10年)
年齢     着度数  勝率  連対率 3着内率
6歳以下  8-10-9-97   6.5% 14.5% 21.8%
1枠1番アウィルアウェイ、2枠3番ライトオンキュー、2枠 4番外モズスーパーフレア、3枠6番ダノンファンタジー、4枠8番エイティーンガール、5枠9番インディチャンプ、5枠10番ラウダシオン、6枠11番カツジ、7枠13番トゥラヴェスーラ、7枠14番ダノンスマッシュ、7枠15番マルターズディオサ、8枠16番レステンシア、8枠17番サウンドキアラ、8枠18番ミッキーブリランテ
7歳以上  2-0-1-50  3.8%  3.8%  5.7%
1枠2番レッドアンシェル、3枠5番ダイメイフジ、4枠7番アストラエンブレム、6枠12番セイウンコウセイ

本レースの枠順成績
過去5年の3着以内馬延べ15頭中13頭は、枠番が1枠から4枠だった。5枠から8枠の馬は3着内率4.0%と苦戦している。1枠の馬は〔0・0・0・10〕(3着内率0%)だったが、どちらかといえば近年は内枠優勢。
〇枠番別成績(過去5年)
枠番      着度数  勝率  連対率   3着内率
1枠~4枠  3-5-5-27  7.5% 20.0% 32.5%
1枠1番アウィルアウェイ、1枠2番レッドアンシェル、2枠3番ライトオンキュー、2枠 4番外モズスーパーフレア、3枠5番ダイメイフジ、3枠6番ダノンファンタジー、4枠7番アストラエンブレム、4枠8番エイティーンガール
5枠~8枠  2-0-0-48  4.0%  4.0%  4.0%
5枠9番インディチャンプ、5枠10番ラウダシオン、6枠11番カツジ、6枠12番セイウンコウセイ、7枠13番トゥラヴェスーラ、7枠14番ダノンスマッシュ、7枠15番マルターズディオサ、8枠16番レステンシア、8枠17番サウンドキアラ、8枠18番ミッキーブリランテ

しかし、枠番が5枠から8枠でも3着以内に入った2頭は、前走の4コーナーの通過順が2番手以内、かつ前走の出走頭数が18頭だった。
〇5枠から8枠で前走が国内のレースだった馬の前走の4コーナー通過順、出走頭数別成績(過去5年)
前走の4コーナー通過順、出走頭数    着度数   勝率  連対率 3着内率
2番手以内、かつ出走頭数が18頭    2-0-0-4   33.3% 33.3% 33.3%
5枠9番インディチャンプ
3番手以下、または出走頭数が17頭以下 0-0-0-43    0%  0%  0%
5枠10番ラウダシオン、6枠11番カツジ、6枠12番セイウンコウセイ、7枠13番トゥラヴェスーラ、7枠14番ダノンスマッシュ、7枠15番マルターズディオサ、8枠16番レステンシア、8枠17番サウンドキアラ、8枠18番ミッキーブリランテ
  計                2-0-0-47    4.1% 4.1% 4.1%

前走の馬体重
過去5年の優勝馬5頭は、いずれも前走の馬体重が480キログラム以上だった。なお、前走がJRAのレース、かつ前走の馬体重が480キログラム未満だった馬で優勝したのは、現在のところ2009年のローレルゲレイロが最後であり、馬体重の重い馬を重視した方がよさそう。
〇前走、馬体重が480キロ以上の馬
2枠3番ライトオンキュー、2枠 4番外モズスーパーフレア、3枠5番ダイメイフジ、4枠7番アストラエンブレム、5枠9番インディチャンプ、5枠10番ラウダシオン、6枠11番カツジ、6枠12番セイウンコウセイ、7枠13番トゥラヴェスーラ、8枠16番レステンシア


☆優勝馬の前走の馬体重、前年以降に4大場で行われた芝の重賞での最高着順、前走の単勝人気(過去5年)
年次    優勝馬   前走の馬体重  前年以降に4大場で行われた芝の重賞での最高着順 前走の単勝人気
2016年 ビッグアーサー   524kg   2着(2015年京阪杯)       1番人気
2017年 セイウンコウセイ  500kg   2着(2017年シルクロードS)   4番人気
2018年 ファインニードル  488kg   1着(2018年シルクロードSほか)4番人気
2019年 ミスターメロディ  496kg   2着(2018年阪神C)       1番人気
2020年 モズスーパーフレア 494kg   1着(2019年オーシャンS)    2番人気
(参考 JRA HP 伊吹 雅也)
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文春砲 炸裂です。給付金不正受給問題!! [中央競馬2021]

JRA「給付金不正受給問題」 “指南役”は●●●政夫の娘婿だった?

(参考URL https://bunshun.jp/articles/-/43897)&(https://bunshun.jp/articles/-/43897?page=2
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令和3年1月5日 第70回日刊スポーツ賞中山金杯(G3) [中央競馬2021]

第70回 日刊スポーツ賞 中山金杯(G3)4歳以上オープン(国際)(特指)ハンデ 芝・右2000m
<出走馬>
1枠 ①ロードクエスト(牡8、56.0㎏)
   ②テリトーリアル(牡7、56.5㎏)
2枠③ココロノトウダイ(牡4、53.0㎏)
   ④マイネルサーパス(牡5、56.5㎏)
3枠 ⑤ショウナンバルディ(牡5、54.0㎏)
  ⑥カデナ(牡7、58.0㎏)
4枠 ⑦地マウントゴールド(牡8、56.0㎏)
   ⑧リュヌルージュ(牝6、52.0㎏)
5枠⑨ヒシイグアス(牡5、54.0㎏)
   ⑩アールスター(牡6、56.0㎏)
6枠⑪ディープボンド(牡4、56.0㎏)
   ⑫ロザムール(牝5、52.0㎏)
7枠⑬シークレットラン(牡5、54.0㎏)
   ⑭ヴァンケドミンゴ(牡5、56.0㎏)
8枠⑮外ダーリントンホール(牡4、55.0㎏)
   ⑯ウインイクシード(牡7、56.0㎏)
  ⑰バイオスパーク(牡6、57.0㎏)

ハンデ重賞に相応しく、2020年は1着と2着がアタマ差、2019年は勝ち馬から0秒3以内に11頭、2018年も0秒3以内に8頭が入線する大接戦になった。


馬券の中心は単勝オッズ一桁台の馬から
多頭数になることが多く、ハンデ戦でもあるため金杯には「荒れる」というイメージがある(今年の出走予定馬は17頭)。しかし、過去10年の中山金杯の勝ち馬は全て単勝オッズ10倍未満で、50.0倍以上の馬は一度も馬券に絡んでおらず、大荒れ決着は少ないが、ガチガチの決着にもなりにくく、1番人気馬と2番人気馬で決着したのは2018年の一度だけだ。傾向的には、単勝オッズ10倍未満の馬から馬券の軸を選んで手広く流す戦略がよさそうだ。

〔表1〕 単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ     成績    勝率   連対率   3着内率
1.0倍~4.9倍    6-2-3-7   33.3%  44.4%   61.1%
5.0倍~9.9倍    4-3-2-20  13.8%  24.1%   31.0%
10.0倍~19.9倍   0-4-3-15    0%   18.2%   31.8%
20.0倍~49.9倍   0-1-2-33    0%   2.8%   8.3%
50.0倍以上      0-0-0-52    0%   0%    0%
(該当馬)1枠②テリトーリアル、5枠⑨ヒシイグアス、6枠⑪ディープボンド


外枠はかなり不振
中山・芝2000メートルは小回りでコーナーを4度回るコースだが、枠番別の成績をみると、内寄りの枠の好走率が高く、過去10年に7枠・8枠で馬券に絡んだ馬は2019年2着のステイフーリッシュ(8枠15番)しかいない。人気薄の激走馬は内枠に多く、2020年11番人気3着のテリトーリアル、2019年9番人気3着のタニノフランケルはどちらも1枠1番、2017年6番人気2着のクラリティスカイは2枠2番だった。

〔表2〕 枠番別成績(過去10年)
 枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠・2枠 3-5-3-25 8.3% 22.2% 30.6%
3枠・4枠 5-1-3-30 12.8% 15.4% 23.1%
5枠・6枠 2-3-4-30 5.1% 12.8% 23.1%
7枠・8枠 0-1-0-42 0% 2.3% 2.3%
(該当馬)1枠 ①ロードクエスト、1枠②テリトーリアル、2枠③ココロノトウダイ、 2枠④マイネルサーパス、3枠 ⑤ショウナンバルディ、3枠⑥カデナ、4枠 ⑦地マウントゴールド、4枠⑧リュヌルージュ、5枠⑨ヒシイグアス、5枠⑩アールスター、6枠⑪ディープボンド、6枠⑫ロザムール


前走2000メートルで連に絡んでいた馬がここも好走
前走の距離別成績をみると、前走でも2000メートルを走っていた馬の3着以内が多く好走率が高い。その中でも1、2着に入っていた馬の3着内率は50%を超える。その他では前走1600メートル組で馬券に絡んだ3頭は、全て前走がマイルチャンピオンシップ。前走で2000メートルを超える距離に出走していた馬は16頭いたが、3着以内に入ったのは2018年1着のセダブリランテス(前走アルゼンチン共和国杯)だけであった。
〔表3〕 前走の距離別成績(過去10年)
前走の距離   成績 勝率 連対率 3着内率
1600m   1-2-0-9 8.3% 25.0% 25.0%
1800m   1-4-2-44 2.0% 9.8% 13.7%
2000m   7-4-8-59 9.0% 14.1% 24.4%
2100m   0-0-0-1 0% 0% 0%
2200m   0-0-0-2 0% 0% 0%
2400m   0-0-0-1 0% 0% 0%
2500m   1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
2600m以上 0-0-0-10 0% 0% 0%
(該当馬)1枠 ①ロードクエスト、1枠②テリトーリアル、2枠③ココロノトウダイ、 2枠④マイネルサーパス、3枠 ⑤ショウナンバルディ、3枠⑥カデナ、5枠⑨ヒシイグアス、7枠⑭ヴァンケドミンゴ、8枠⑰バイオスパーク
〔表4〕 前走が2000メートルだった馬の前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1、2着   5-1-4-9 26.3% 31.6% 52.6%
3着以下  2-3-4-50 3.4% 8.5% 15.3%
(該当馬)2枠③ココロノトウダイ、 5枠⑨ヒシイグアス、7枠⑭ヴァンケドミンゴ、8枠⑰バイオスパーク


ウインファイブ対象レース 勝ち馬を探せ!
前走から斤量が増えた馬を狙え
過去10年の斤量の増減別成績を調べると、延べ157頭が出走して、前走から斤量が増えた馬が30頭、減った馬が64頭、前走と同じだった馬が63頭いた。頭数は前走から斤量が増加した馬が最も少ないのだが、優勝馬10頭中9頭がこれに該当し、2013年から8連勝中である。前走から斤量が増加した馬を狙いたい。

(参考:情報提供者 姫園 淀仁氏)

〔表5〕 斤量の増減別成績(過去10年)
 斤量    成績 勝率  連対率 3着内率
前走から増 9-4-5-12 30.0% 43.3% 60.0%
前走から減 1-2-2-59 1.6% 4.7% 7.8%
増減なし  0-4-3-56 0%  6.3% 11.1%
(該当馬)7枠⑭ヴァンケドミンゴ、8枠⑰バイオスパーク

予想
軸⇒5枠⑨ヒシイグアス
相手⇒2枠③ココロノトウダイ、 2枠④マイネルサーパス、7枠⑭ヴァンケドミンゴ、8枠⑮外ダーリントンホール、 8枠⑯ウインイクシード、8枠⑰バイオスパーク

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