6/28 帝王賞(JPN1)大井競馬場 [競馬予想]

1枠 1番テーオーケインズ (JRA)牡6、57.0kg、松山 弘平J、高柳大輔T、小笹公也OW
2枠 2番クラウンプライド (JRA)牡4、57.0kg、川田 将雅J、新谷功一T、吉田照哉OW
3枠 3番ランリョウオー      牡5、57.0kg、本橋 孝太J、小久保智T、糸井政三OW
4枠 4番メイショウハリオ (JRA)牡6、57.0kg、浜中  俊J、岡田稲男T、松本好雄OW
5枠 5番ノットゥルノ   (JRA)牡4、57.0kg、武   豊J、音無秀孝T、金子真人 HDOW
5枠 6番オーヴェルニュ      牡7、57.0kg、和田 譲治J、平山真希T、TS HDOW
6枠 7番ミヤギザオウ       牡4、57.0kg、今野 忠成J、森下淳平T、鈴木雅俊OW
6枠 8番プロミストウォリア(JRA)牡6、57.0kg、鮫島 克駿J、野中賢二T、(有)シルクレーシングOW
7枠 9番ライトウォーリア     牡6、57.0kg、吉原 寛人J、内田勝義T、(有)キャロットファームOW
7枠10番ジュンライトボルト(JRA)牡6、57.0kg、石川裕紀人J、友道康夫T、河合純二OW
8枠11番ドスハーツ        牡6、57.0kg、町田 直希J、福田真広T、大田恭光OW
8枠12番ハギノアレグリアス(JRA)牡6、57.0kg、岩田 望来J、四位洋文T、日隈良江OW


上半期ダートの総決算
芝の上半期総決算が宝塚記念GIなら、ダートでは帝王賞JpnI。上半期の国内ダート古馬中距離路線において、大きなレースは川崎記念JpnIと当レースのみで、ここを目標にしてくる陣営も多い。2008、10年にJRA勢を撃破したフリオーソ(船橋)を最後に地方馬の勝利はなく、毎年JRA勢が強力な布陣で参戦。現役時代だけではなく種牡馬としても存在感を示す歴戦のダート馬が勝ち馬として名を刻んでいる。


JRAVS地方馬※JRAが断然、大井勢に食い込む余地
JRAが10勝、19連対と地方馬を圧倒しており、15、19、21年以外の7回は馬券圏内を独占している。劣勢を強いられている地方馬の中で、3着以内に健闘したのは大井所属の3回(2頭)のみでハッピースプリントは全日本2歳優駿JpnI、ノンコノユメはJRA在籍時にジャパンダートダービーJpnIとフェブラリーステークスGIを勝っていた。
所属別成績(過去10回)
      1着 2着 3着 4着以下 勝率  連対率 3着内率
JRA    10 9 8 38  15.4% 29.2% 41.5%
1枠1番テーオーケインズ、2枠2番クラウンプライド、4枠4番メイショウハリオ、5枠5番ノットゥルノ、6枠8番プロミストウォリア、7枠10番ジュンライトボルト、8枠12番ハギノアレグリアス
大井    0 1 2 23  0.0% 3.8% 11.5%
5枠 6番オーヴェルニュ
川崎    0 0 0 4   0.0% 0.0% 0.0%
船橋    0 0 0 10  0.0% 0.0% 0.0%
浦和    0 0 0 7   0.0% 0.0% 0.0%
地方他地区 0 0 0 16  0.0% 0.0% 0.0%


単勝人気から※近年は波乱も大井2000m実績に要注目
2018年までの1番人気は勝ちきれないながらも安定して連対圏にいたが、ここ4年は馬券圏外が3回。以前までは比較的堅い傾向にあったが、1番人気の成績下降とともに波乱傾向になりつつあり、21年と22年は馬連単でも万馬券が飛び出した。6番人気以下の伏兵で3着以内に入ったのは4回(3頭)。大井2000mに実績がある馬は人気に関係なく警戒が必要だ。
大井2000mの実績
1枠1番テーオーケインズ、3枠3番ランリョウオー、4枠4番メイショウハリオ、5枠5番ノットゥルノ、5枠6番オーヴェルニュ、6枠7番ミヤギザオウ、7枠9番ライトウォーリア、8枠11番ドスハーツ
単勝人気別成績(過去10回)
       1着 2着 3着 4着以下 勝率  連対率 3着内率
1番人気  1 5 1 3   10.0% 60.0% 70.0%
1枠1番テーオーケインズ
2番人気  2 1 2 5   20.0% 30.0% 50.0%
4枠4番メイショウハリオ
3番人気  3 1 1 5   30.0% 40.0% 50.0%
6枠8番プロミストウォリア
4番人気  1 1 2 6   10.0% 20.0% 40.0%
2枠2番クラウンプライド
5番人気  2 1 2 5   20.0% 30.0% 50.0%
5枠 5番ノットゥルノ
6番人気以下 1 1 2 74  1.3% 2.6% 5.1%


馬齢から※素質高い4歳馬が出走していれば中心
4歳から6歳が好成績を残しており、特に5勝を含む8連対の4歳馬には注目。今後のダート路線を背負うようなスケールを感じさせる4歳馬が出てくればV有力と考えてたい。それに対して7歳以上の高齢馬で馬券圏内に好走した延べ11頭を調べてみると、過去の帝王賞JpnIやジャパンダートダービーJpnI、東京大賞典GIで連対歴があったのが9頭。残り2頭は芝・ダートを問わずGI/JpnIで3着以内の成績があった。年齢別成績(過去10回)
    1着 2着 3着 4着以下 勝率  連対率 3着内率
4歳  5 3 1 11   25.0% 40.0% 45.0%
2枠2番クラウンプライド、5枠5番ノットゥルノ、6枠7番ミヤギザオウ、
5歳  2 3 1 20  7.7% 19.2% 23.1%
3枠3番ランリョウオー、
6歳  2 1 1 20  8.3% 12.5% 16.7%
1枠1番テーオーケインズ、4枠4番メイショウハリオ、6枠8番プロミストウォリア、7枠9番ライトウォーリア、7枠10番ジュンライトボルト、8枠11番ドスハーツ、8枠12番ハギノアレグリアス
7歳  0 2 6 24  0.0% 6.3% 25.0%
5枠6番オーヴェルニュ、
8歳  1 0 1 15  5.9% 5.9% 11.8%
なし
9歳以上 0 1 0 8   0.0% 11.1% 11.1%
なし

グレードレース別成績※国内GIIIからの参戦が近年好成績
前走は平安ステークス、アンタレスステークスなどの国内GIIIか、かしわ記念JpnI、海外がV候補と言える。ただし、2016年までの4回と17年からの6回ではまるっきり傾向が違っている。かしわ記念JpnI組は16年までが3勝、2着3回、3着2回で、17年以降は18年Vのゴールドドリーム以外は馬券圏外。逆に国内GIII組は17年から4勝、2着3回、3着2回と勢いが違っている。海外遠征組は【2-1-2-5】と割合は半々。連覇に挑んだホッコータルマエや、ドバイワールドカップGIで2着に好走したチュウワウィザードも帰国初戦のここは4着以下に敗れた。直前の調教過程などを参考に仕上がり具合を踏まえて取捨選択したい。
3着内馬の前走別成績(過去10回)
        1着 2着 3着
国内GⅢ    4 4 1
5枠5番ノットゥルノ、6枠8番プロミストウォリア、8枠12番ハギノアレグリアス
かしわ記念   4 3 2
4枠4番メイショウハリオ
海外      2 1 2
1枠1番テーオーケインズ、2枠2番クラウンプライド、7枠10番ジュンライトボルト
ダイオライト記念 0 1 0
なし
金盃      0 1 0
なし
フェブラリーS 0 0 2
名古屋大賞典  0 0 2
川崎記念    0 0 1
それ以外


JRA所属馬を馬券の中心に据えるのが鉄則。なかでも大井2000mに良績があったり、将来有望な4歳馬が出てくれば期待できる。前走は近年の活躍が目立つ国内GIII組が狙い目。海外遠征帰りは実績馬でも馬券圏外になるケースがあり、直前の情報をしっかりチェックしたい。
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